专利摘要:
コイル材のストリップの高速切断のためのレーザブランキング装置であって、長軸に沿ってループで動くピンコンベヤを有する。少なくとも2つの可動式のガントリがピンコンベヤの上に支持されている。各ガントリは、長軸に沿って少なくとも有限長の部分を移動する。少なくとも1つの可動式のレーザヘッドが各ガントリに懸吊されており、レーザヘッドは、装置の長軸に対して側方に複数の軸に沿ってガントリに沿って移動する。装置は、さらに、対向する入口ピンチロールアセンブリと第2のピンチロールアセンブリとを有する。ピンチロールは、間を移動するストリップにテンションをかけるように、各ピンチロールアセンブリと協働する。ピンチローラは、ピンチロールアセンブリ間に位置されたレーザヘッドがストリップからブランクの周囲部分を順次切断する間、コンベヤに沿ってストリップを連続的に送る。
公开号:JP2011512259A
申请号:JP2010547783
申请日:2009-02-20
公开日:2011-04-21
发明作者:ベック、キム;マクマートリー、カート;マランド、リチャード・エー.
申请人:オートマティック・フィード・カンパニー;
IPC主号:B23K26-38
专利说明:

[0001] 本出願は、2008年2月20日に出願された米国仮出願No.61/066,369と、2008年2月21日に出願された米国仮出願No.61/066,601との両方の優先権を主張し、これらの両方の内容は、参照としてここに組み込まれる。]
[0002] 本開示は、一般的に、材料の高速切断のための順送レーザブランキング装置に、特に、連続的に移動している材料のストリップに、複数の軸線に沿って、同期されたレーザ切断動作を適用させる装置に関する。]
背景技術

[0003] 既存のプレスに基づいた機械的なブランキングシステムは、プレスの下に配置された材料のストリップの平らで静止しているセクションに、材料の切断動作を行う。代表的には、材料のストリップは、コイル材(coil stock)から巻き戻して、ストリップがオートフィーダに送られるのにしたがって、ストリップはまっすぐにされる。フィーダは、ベルトコンベヤへとストリップを送り、そして、ストリップが機械プレスの下に直接置かれるまで、ベルトに沿ってストリップを移動させる。そして、ベルトコンベヤの動きは、機械プレスがストリップ材料からブランク、すなわち打抜き部(cut-out)を切断する(打抜きする)ことができるまで、一時中断される。]
[0004] 生産速度は、機械プレスがストリップの異なる部分を切断することができるようにコンベヤの動きを継続的に一時中断して再開するのにかかる合計時間に依存する。すなわち、例えば、コンベヤ、機械プレス及びオフラインのロボットシステムなどのような、システム全体の各構成要素が、これらのそれぞれの動作を連続して行う。]
[0005] 既存のプレスに基づいたフィーダシステムの生産速度は、基本的に、コイル材全体からブランクを打抜きするのにかかる時間として測定されることができる。このシステムは、コンベヤの繰り返しの開始及び停止動作に因り、非効率的である。よって、プロセスの開始及び停止時の中断をなくす必要がある。特に、1つの連続フェーズでレーザ切断動作を行う必要があるので、連続した切断動作は、連続的に移動している材料のストリップに繰り返し行われることが可能である。]
[0006] 本開示は、上述の非効率性などを克服し、かつより効果的な結果を提供するレーザブランキングシステムに向けられている。特に、レーザブランキングシステムは、複数の移動する構成要素を有し、これら構成要素は、速くかつ連続的に移動している材料のストリップに切断及びブランキング(打抜き)動作を同時に行い、かくして、切断及びブランキング(打抜き)プロセスの中断をなくすか最小にする。]
[0007] 本開示は、コイル材から連続的に移動している材料のストリップに、同期されたレーザ切断動作を適用させる順送レーザブランキング装置に向けられている。]
[0008] 本開示の一態様によれば、レーザブランキング装置は、装置の対向している第1の端部と第2の端部との間に長軸に沿って延びた据え付けの(stationary)コンベヤ支持フレームと、装置の長軸に沿って移動する可動式の連続的なピンコンベヤと、を具備する。少なくとも2つの可動式のガントリが、ピンコンベヤの上で、装置の対向側に支持されている。少なくとも2つのガントリの各々は、装置の長軸の少なくとも1つの有限の部分に沿って移動することが可能である。各ガントリの移動の各長さは、切断ステージに関連しており、「セル」としても称される。少なくとも1つの可動式のレーザヘッドは、各ガントリに懸吊されている。レーザヘッドの各々は、装置の長軸に平行な方向、つまり側方に、対応するガントリに沿って往復移動することが可能である。複数のレーザヘッドが、各ガントリに懸吊されることができる。]
[0009] レーザブランキング装置は、少なくとも2組のピンチローラをさらに具備する。第1の対の対向しているピンチローラは、コイル材とピンコンベヤとの間に、コンベヤ支持フレームの第1の端部に隣接して配置されている。第2の対の対向しているピンチローラは、ピンコンベヤと補助装置との間に、コンベヤ支持フレームの第2の端部に隣接して配置されている。これらピンチローラは、主として、2つの機能を果す。(1)これらピンチローラは、ストリップの撓みを防ぐように、ストリップの下側を支持する。(2)これらピンチローラは、移動しているピンコンベヤの速度とほぼ等しい速度で、装置を介してストリップを送る。]
[0010] 本開示の他の態様に従えば、レーザブランキング装置は、長手方向に延びたコンベヤ支持フレームの第1の端部のところに配置された入口ピンチロールアセンブリと、前記コンベヤ支持フレームの、第2の、対向端部に配置された、第2の、つまり出口ピンチロールアセンブリと、を有する。1対のピンチローラは、これらローラの間を移動しているコイル材の材料の移動しているストリップを挟持し、テンションをかけるように、各ピンチロールアセンブリと協働する。各ピンチローラは、移動しているピンコンベヤの速度とほぼ等しい速度で回転する。ピンチロールアセンブリの間に介在され、かつガントリに支持された少なくとも1つのレーザヘッドが、移動しているストリップからブランクの少なくとも一部分を順次切断するように、装置の長軸を横切る、つまり平行な複数の軸線のうちの1つに沿って移動しながら、各ピンチローラは、コンベヤの長軸に沿って移動しているストリップを連続的に送る。第2のピンチロールアセンブリから下流側に配置された、第2の、つまり次のレーザヘッドは、ストリップからブランクを分離する。]
[0011] 速く送られているコイル材の材料の高速切断のための順送レーザブランキングの方法は、少なくとも、(1)コンベヤの第1の端部に、入口ピンチロールアセンブリにコイル線から材料のストリップを送る工程と、(2)コンベヤの、第2の、対向している端部に、第2の、つまり出口ピンチロールアセンブリに、コンベヤに沿って材料のストリップを送る工程と、(3)各ピンチロールアセンブリに、1対の対向しているピンチローラの間にストリップを送ることによって、ストリップにテンションをかける工程と、(4)ピンチローラ、ガントリ、レーザヘッド、及びレーザブランキング装置のコンベヤの同期されたシーケンス及び運動プロファイルを計算し命令するために、関連するコントロールシステムにコンピュータエイデッドデザインデータをダウンロードする工程と、(5)単数又は複数のレーザヘッドが移動しているストリップを順次切断しながら、コンベヤに沿ってストリップを継続的に移動させる工程と、を具備する。最終ステージは、ストリップが第2のピンチロールアセンブリを通過した後、ストリップからブランクを切断するか、切り離すか、完全に分離するかするために、ストリップに果されるレーザ切断動作を含む。]
[0012] 本開示の一態様は、既存のシステムにおける定常的な周期を最小にするかなくすことによって生産速度を増加させることである。本開示の他の態様は、速く送られているコイル材の切断動作の速度を増加させることによって、すべてのフェーズでの、特に、レーザ切断フェーズでの生産ラインの性能を最大にすることである。]
[0013] 本開示の他のさらなる態様は、以下の詳細な説明の読み取り及び理解により明白になるであろう。]
図面の簡単な説明

[0014] 図1は、本開示の好ましい一実施の形態に従う、速く送られているコイル材を高速切断するための順送レーザブランキング装置の斜視図である。
図2は、この装置上を移動しているコイル材のストリップから打抜き部を連続してレーザ切断する順送レーザブランキング装置の斜視図である。
図3は、この装置上を移動しているコイルストリップのストリップからブランクを連続してレーザ切断する順送レーザブランキング装置の他の斜視図である。
図4は、図1に示されるレーザブランキング装置の側面図である。
図5は、順送レーザブランキング装置に含まれるピンチロールアセンブリの側面図である。
図6は、図5に示されるピンチロールアセンブリの斜視図である。
図7は、図2に示されるレーザブランキング装置の側面図である。
図8は、反り部を備えた材料の移動しているストリップ及びインライン検査システムの上面図並びに側面図である。
図9は、本開示の代わりの実施の形態に従う順送レーザブランキング装置のセルの斜視図である。
図10は、図9に示されるサブアセンブリの側面図である。
図11は、材料のストリップの高速切断のための順送レーザブランキングの方法の概略図である。] 図1 図10 図11 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8
実施例

[0015] この開示の目的のために、「ブランク」並びに「ファインブランク」との用語は、コイル材のストリップから形成された最終的な物品、すなわち完成部品を意味する。ファインブランクは、単純な輪郭(profile)を有することができるか、複雑な外形(contour)及びファインブランクを貫通して形成された孔を有することができる。ブランクの最終的な形状を完成させるために、孔から取り出された材料は、ストリップから引き離される。この取り出された材料は、ここでは、「打抜き部」(“cut-out”)、「切抜き部」(“scrap”)又は「全落ち部」(“all-fall”)と称される。]
[0016] 可能であることを示す目的のためにここに使用されるような、「周囲」との用語は、切断された輪郭の形状を示している。また、可能であることを示す目的のために、「周囲部分」は、ファインブランク、又は切抜き部分の周囲全体のみを示すものではない。むしろ、ここに使用される用語「周囲部分」は、ある特定のレーザによって切断されることを意図した部分的な、又は完全な輪郭を参照する。この輪郭は、(ファインブランク、又は切抜き)部分の外周の一部であることができ、これは、主として、この部分の全体の外形を示している。周囲はまた、意図されたファインブランクの内側の横断面領域から取り出すために切断される孔(切抜き部)の形状の外周も示すことができる。]
[0017] 本開示の好ましい一実施の形態に従って、図1ないし図4を参照すると、高速切断動作のための順送レーザブランキング装置10(以下では、「コンベヤシステム」、「レーザ切断装置」、「レーザ切断システム」並びに「レーザブランキングシステム」として同義に参照される)が示される。特に、レーザ切断動作は、コイル材の材料の早く送られているストリップからブランクを切断して分離するために行われる。本開示は、さまざまな金属材料に対する使用を意図しているが、装置を介して送られることができるさまざまなタイプの材料がある。ここに開示される方法は、アルミニウム、プラスチック、合板(ベニヤ板)、エポキシ樹脂、紙及びガラスなどのような、レーザによって切断されることができるいかなる巻回材料の平らなストリップにも行われることが可能である。] 図1 図4
[0018] レーザブランキング装置10は、複合ステーションの生産ラインの一部であるので、この装置は、レーザブランキング装置の対向端のところで、他の補助装置、例えば、コイル処理装置、溶接装置、オフラインのロボット、運搬及びスタック装置並びに材料がコンベヤシステムなどに入る前に、又はコンベヤシステムから出た後に材料を処理する他の装置と共に動作する。すなわち、入口及び出口装置が、所定の生産ラインにカスタマイズされることができる。このような入口装置の例は、くせ取り機(straightener)600(図4)、ピーラテーブル(peeler table)700、留め装置(hold-down equipment)800及び作物刈り機(crop shear)950の作物刈りピンチロール900を含む。] 図4
[0019] 図1は、コンベヤ支持フレーム12を示している。このコンベヤ支持フレーム12は、レーザブランキング装置10の第1の端部15とこれに対向している第2の端部17との間に、コンベヤの長軸13に沿って延びた複数の脚及びガントリフレームを有する。少なくとも1つの可動式のピンコンベヤ14は、長軸13に沿って第1及び第2の端部15、17の間に連続的なループを形成している。すなわち、ピンコンベヤ14の動きは、コイル材18から送られた材料の連続的なストリップ16を支持し、補助する(図2)。図1を参照すると、材料の2つのコイル18、19は、2つの並んだ溶接ストリップを含む単一のコイルを形成するように、互いにオフセットされている。これら2つのコイルは、異なる規格(ゲージ)及び厚さの材料であることができる。すなわち、結果として生じるストリップは、異なるブランクに関して異なる厚さ部分を有することができる。本コンベヤシステム10の一態様では、ピンコンベヤ14が、複数のブランクのレーザ切断間で、移動を中断も再開もしない。すなわち、ピンコンベヤ14は、切断動作全体を通して連続的に動いている。本システムは、打抜き部20(図2)、220、221(図3)を切断して取り出し、ストリップが連続的に移動している間に、ストリップ16からブランク200(図3)を切断して生産する。ストリップ16のある所定のセクションで行われる動作は、複数のレーザの間で分けられることができる。これら複数のレーザは、同様に、ストリップ16の複数のセクションが同時に動作されることを可能にする。] 図1 図2 図3
[0020] ピンコンベヤ14は、所定の間隔をおいて配置された複数のピンスラブ11を有する(図4、図9並びに図10にも示される)。各ピンスラブ11は、均等に間隔を置いて列をなして配置された上向きフェースピン9を有し、これらは、材料が移動している間、材料がシステムによって引っ張られないように、材料を支持する。各ピンスラブ11の末端部は、対向しているベルトに簡単に取着することが可能であり、これら両方が、ピンコンベヤ14の可動式のプーリを中心として回転する。取着の最も好ましい手段は、取り付けクリップである。各ピンスラブ11は、さらに、簡単に分離することが可能である。レーザは、所定の時間にわたってピンスラブ11のいくつかのピンを傷つけたり損傷させたりする可能性があることが予期される。従って、ピンコンベヤ14は、繰り返し、それぞれのピンスラブ11を取り替えることが可能である。] 図10 図4 図9
[0021] 図2並びに図3は、装置を通過するストリップ16を示している。ここでは、打抜き部20、220、221及びファインブランク200(例えば、ドアパネル、トランクの蓋、本体の側面、フードなど)は、いくつかのステージでストリップ16から切断され、後に取り出される。少なくとも2つの可動式のガントリ22、24(以下では「ロボット」又は「ジンバル」も同義に参照される)が、ピンコンベヤ14の上に支持されている。これらガントリ22、24は、コンベヤ支持フレーム12の、2つの、対向している、高さのある、水平な平行支持体26のうちの1つ、又はその間から延びるようにして示されている。しかし、本開示によって、移動するストリップ16の上のこれらガントリ22、24を支持するための他の手段もまた意図される。これらガントリ22、24の各々は、長軸13の少なくとも1つの有限長に沿って、互いに前後に移動することが可能である。各ガントリ22、24及びその対応する有限長は、1つの「セル」、すなわちレーザ切断のステージの1つに関連している。ガントリ22、24の移動の有限長は、水平支持体26の各々の内面(図2並びに図7)又は下面(図1、図3並びに図9)に沿って形成されたガントリ溝、すなわちチャネル28によって達成される。すなわち、ガントリ22、24の上のホイール、又は同様の支持体が、ガントリチャネル28内に受けられ、ガントリチャネル28に沿って移動する。] 図1 図2 図3 図7 図9
[0022] 図2並びに図7は、平行支持体26の有限長に沿って形成された複数のガントリチャネル28を示している。しかし、これらチャネルは、示されたセルにガントリの動きを制限する必要はない。図3は、レーザブランキング装置10の一実施形態を示しており、ここでは、ガントリ22、24の各々は、コンベヤラインの長さ全体を移動することが可能である。言い換えれば、各ガントリ22、24が移動するためのガントリチャネル28は、平行支持体26の長さ全体にわたって延びている。これらガントリ22、24は、共通チャネルを共有しており(このチャネルは図示されないが、図3の平行支持体の下面に形成されている)、この場合、制御部は、他方のガントリとの衝突を回避する特定の切断輪郭を各ガントリに割り当てる。切断輪郭は、動作中、同じところに同時に2つのガントリを置かないようにして、2つのガントリ22、24の間で分けられる。] 図2 図3 図7
[0023] 少なくとも1つの可動式のレーザヘッド30(以下では、「レーザ」及び「レーザカッタ」として同義に参照される)は、ガントリ22、24の各々から懸吊されている。レーザヘッド30の各々は、対応するガントリ22、24の長手方向の長さの少なくとも一部分に沿って移動する。ガントリの長軸は、本質的に、横軸27であり、これは、装置10の長軸13を横切る。レーザヘッド30は、レーザチャネル32に沿って収容され、前後に移動する。レーザチャネル32は、対応するガントリ22又は24の側面又は下面に沿って延びた表面に形成されている。ガントリ22、24の各々は、複数のレーザヘッド30を懸吊することができ、各レーザヘッドは、対応する又は共有するレーザチャネル32の有限の長さ又は長さ全体を移動することができる。切断輪郭は、共通のガントリの同じところに同時に2つのレーザを置かないようにして、レーザヘッドの間で分けられることができる。]
[0024] 本質的に、レーザ30が対応している移動するガントリ22、24と共に移動するとき、レーザビームパスは、次の複数の軸線で動作することができる。(1)コンベヤラインの長軸13に沿って移動するガントリによる、第1の軸線に対して長手方向への移動、(2)対応するガントリ22、24の長軸27に沿って移動するレーザヘッドによる、第2の軸線に対して側方への移動、(3)ガントリ支持に関して昇降するレーザヘッドによる、第3の軸線に対して垂直方向の移動。]
[0025] 他のレーザが他のガントリの長軸に沿って移動している間に、1つのレーザが、ガントリのうちの1つの長軸27に沿って移動する。このようにして、レーザブランキング装置10は、材料の連続的に移動しているストリップ16に、レーザヘッド30及びガントリ22、24の各々の同期された移動を行うことができる。本コンベヤシステム10の一態様は、少なくとも2つの小さな面積34(図2に破線領域として示される)にストリップ16の材料の各セクション33(図2に破線領域として示される)に行われた動作を集めることができるということである。レーザヘッドの各々は、材料がレーザヘッド30の下を通過したとき、材料の部分的な、又は全体の切断をすることができる。従って、各レーザヘッド30は、順次、複数のステージで、移動しているストリップ16から打抜き部20、220、221とブランク200との少なくとも1つの外周を切断する。かくして、各レーザヘッド30のレーザビームパスが最小にされるので、切断時間が劇的に減少される。] 図2
[0026] ストリップ16が対応するガントリ22、24を通り過ぎるのにしたがって、レーザヘッド30の各々は、ブランクの200、又は打抜き部20、220、221の外周部分をそこから切断する。第1のレーザ30は、はじめに、材料16のストリップを穿孔し、打抜き部20、220、221、又はブランク200の周囲201(図3)の外周部分36を切断し始める。そして、第1のレーザが切断を完了したところで、(第2又は第3のレーザのような)次のレーザ30が、続いて、外周部分の切断を続ける。第1及び次のレーザ30がストリップ16の材料の有限の部分を切断することが可能であるので、材料の切断されない長さ、すなわちギャップが、輪郭の周囲の対向している末端部38の間にある。ギャップ、つまり端部38の間の長さは、続く各々のレーザ切断で短くなるが、ブランクは、最終的な切断が次の切断において最後のレーザ30でなされるまで、ストリップ16に本質的に接続されたままとどまる。第2のガントリ24のレーザヘッド30のうちの1つは、ブランク200をストリップから(図3に示されるように)分離するために、ストリップから材料のセクションを切断することによって、ブランクの輪郭の周囲203全体を完成させる。従って、ブランク200の部分は、ストリップ16に付いたままとどまることなく、また、ブランクは、適切な積み重ねのために、ストリップから完全に分離され、削除される。ストリップ16から切抜き部を与えるために、打抜き部20、220、221の輪郭の周囲全体を完成するレーザヘッドは、(図3に示されるように)第2のピンチロールアセンブリ42の前に、又は(図2に示されるように)後に置かれたガントリに支持されることができる。] 図2 図3
[0027] コンベヤシステム10は、複数のレーザ30とガントリ22、24との動きをピンコンベヤ14と統合する。各レーザヘッド30は、ファインブランクの形状200、又は材料からの打抜き部分20、220、221の切断の際に、特定の切断ステージ、つまり特定の工程と関連している。ガントリ22、24の長軸27に沿ったレーザ30の移動、及び装置の長軸13に沿ったガントリの移動は、ピンコンベヤ14の長手方向の移動で調整され、これは、(一定の)速度(例えば、150フィート/分(約45.72メートル/分)、又は50メートル/分以上)で材料のストリップ16を移動させる。レーザ30、ガントリ22、24の移動は、ストリップがコンベヤシステムに沿って所定の速度で移動している間、ストリップ16の順送切断をするように同期される。例えば、ガントリ22、24(及びレーザ)は、ピンコンベヤ14が移動している速度の少なくとも2倍の速度(すなわち、100メートル/分)までの速度で移動することが可能であることが予期される。すなわち、レーザがストリップの速度の2倍で移動することができるので、レーザは、移動しているストリップに対して50m/分で効果的に移動することができる。同様に、レーザヘッド30は、速い速度で、長手方向の軸線27と垂直方向の軸線との少なくとも一方の方向に、ガントリ22、24に沿って移動することが可能である。ピンコンベヤ12、ガントリ22、24、レーザヘッド30及び後に説明されるピンチローラ46のうちのいずれの移動の最高速度にも、ここになされた特定の制限はない。むしろ、ここでの開示は、移動の技術及びさまざまな速度で利用されることが可能である。]
[0028] コンベヤシステム10は、ピンコンベヤ14に沿ったストリップ16の移動を補助する少なくとも2つのピンチロールアセンブリ40、42をさらに有する。これらピンチロールアセンブリは、(図2に示されるように)コンベヤ支持フレーム12に含まれ、支持されることができるか、(図4に示されるように)コンベヤ支持フレームと整列して置かれたスタンドアロンの装置であることができる。入口ピンチロールアセンブリ40は、コンベヤ支持フレーム12の第1の端部15のところに、又はちょうど中間に配置される。この入口ピンチロールアセンブリ40は、ピンコンベヤ14に材料のストリップを送るために、コイル材18を引っ張る。モータ975(図3)又は他の補助コイル処理装置は、ストリップ16の最外層がコイル材18からピンコンベヤ14に連続的に搬送されることができるように、コイル材のリール44を回転させるのを補助する。この補助装置は、巻回されたコイル材を中心としてリール44の機械的な回転をより明確に駆動させる。] 図2 図3 図4
[0029] 第2のピンチロールアセンブリ42は、コンベヤ支持フレーム12の第2の対向端部17のところに、又はその近傍に配置されている。第2のピンチロールアセンブリ42は、ピンコンベヤ14に下流側に配置された補助装置にストリップを渡すために、ストリップ16を引っ張る。ピンチロールアセンブリ40、42は、両方とも、1対の平行な対向しているピンチローラ46を有し、このピンチローラを通ってストリップが送られる。ピンチローラ46の一方は、ストリップ16の上面を横切って延びており、また、第2のピンチローラは、ストリップの下面を横切って延びている。]
[0030] 図5は、ピンチロールアセンブリ400の詳細な側面図である。これは、ピンコンベヤの高さとほぼ等しい高さのところに、上側及び下側ピンチローラ420、430の隣接面を支持しているピンチロールフレーム410を有する。ピンチロールアセンブリ400は、下側ピンチローラ430と(ほぼ)同じ鉛直面に、上側ピンチローラ420を配置している。上側及び下側ピンチローラ420、430の上及び下には、それぞれ、上側及び下側バックアップピンチローラ440、450がある。] 図5
[0031] ピンチロールアセンブリ400が、図5並びに図6に示され、このピンチロールアセンブリ400は、ピンチローラシリンダ460に支持された1対のピンチローラ420、430を含む。ピンチロールアセンブリ400は、従来技術において一般的に知られたシステムを適用させることができ、これらは、例えば、上側及び下側ブリッジ500のような、既存の構成要素の手段によって機能することが予期される。例えば、ピンチロールアセンブリ400の各々は、各ピンチローラ46の回転を駆動させるために、ギヤケース470及びモータ480を利用する。ピンチローラ420、430の各々は、回転シャフトとして機能することができるピンチローラカップリング490によって、ギヤケース470に連結されている。] 図5 図6
[0032] 各ピンチローラ46の長さは、ストリップ16の幅に少なくとも等しいか、幅よりも大きい。この長さは、ストリップがローラの間を通過するのにしたがって、1対のピンチローラ46がストリップ16の幅全体を挟持して力を有効に加えることを確実にするために必要である。テンションは、ピンチロールアセンブリ40、42の間に加えられ(引っ張られ)る。このテンションは、ストリップの重みとピンコンベヤ18の対向端部の間の距離との両方によって代表的に引き起こされるストリップ16の撓みを防ぐのを助ける。より長いコンベヤ支持フレーム12に対して、少なくとも1つの、第3の、1組のピンチローラを備えた中間のピンチロールアセンブリ(図示されない)が、ストリップ16の撓みをさらに減らすように、入口と第2のピンチロールアセンブリ40、42との間に置かれることができる。]
[0033] ピンチローラ46の第2の機能は、生産ラインのストリップ16の前方への移動を補助することである。1対のピンチローラ46の各々は、ピンコンベヤ14の移動の速度(すなわち、150フィート/分(約45.72メートル/分)まで、又は50メートル/分以上)とほぼ等しい速度で回転する。しかし、1対のローラ中のピンチローラの各々は、他方に関して時計回りに回転し、ローラの長軸に沿った反時計回りに回転する。]
[0034] 好ましいステージ、すなわち、確立されたレーザ切断のセルがあるので、最終的な切り離し、すなわちブランク200の輪郭の切断は、ストリップ16が第2のピンチロールアセンブリ42を通り過ぎるまで、行われない。ストリップ16は、留め具、又は所定のピースに維持される、すなわち、ブランク200は、ロールアセンブリ40と第2のピンチロールアセンブリ42との間の領域に、ストリップ16に取着されたままとどまる。この理由のために、第1のガントリ22は、入口ピンチロールアセンブリ40と第2のピンチロールアセンブリ42との間に配置されている。また、第2のガントリ24は、第2のピンチロールアセンブリ42を超えて配置されている。レーザ切断装置10は、ガントリ22、24の間の、又は前の、又は後ろの任意の位置に配置された少なくとも1つの第3のガントリ23をさらに有することができる。第2のガントリ24、つまり続いて切断する際の最後のガントリから懸吊されている単数又は複数のレーザヘッド30は、ストリップ16からブランク200を完全に切断するか、取り出す。]
[0035] 先の手順は、図3に最も良く示される。図3は、ファインブランク200を示しており、これは、中に、三角形の周囲の切抜き形状202と、内側の、円形の、つまり丸い切抜き形状204との両方を有する。他のブランクの形状及び切抜き部の形状も、本開示によって意図される。ファインブランク200は、その中心を通る円孔206を含む多角形の形状である。このブランク200は、第2の、最後のピンチロールアセンブリ42の後、最後のレーザ232によって、ストリップ16の近隣セクション233から切断される。中間レーザ230は、打抜き部220、221の打抜きによって、ファインブランク200の輪郭の部分的な部分を切断する。] 図3
[0036] 本生産ラインでは、切抜き部品220、221は、これら切抜き部品がストリップ16から、コンベヤラインに隣接して、又は下に配置された切抜きコンベヤ48へ落ちることができるまで、ピンコンベヤ14に沿って移動し続ける。切抜きコンベヤ48は、廃棄される打抜き部20(図2)、220、221(図3)を処分ビン50(図2)に搬送する。図1ないし図4は、ピンコンベヤ14より下の水平面に置かれたスクラップコンベヤ48を示している。このようにして、廃棄される切抜き部品20、220、221は、ストリップから落ちるか落下することができ、ここで、切抜きベルトコンベヤによって運び去られる。オフラインのロボット(図示されない)が、ストリップ16から切抜き部品20を交互に取り出すことができる。] 図1 図2 図3 図4
[0037] レーザ切断装置10のさらなる特徴は、ピンコンベヤ14の中心線と、ストリップ16に置かれた好ましいレジストレーションマーク51との間の所定の距離を測定するインライン検査システムである。しばしば、材料のストリップ16は、反り部(camber)を有する(反っている)。すなわち、ストリップは、装置の長軸13に沿った移動中、ある点で側方にシフトしている。このような反り部は、図8に示されており、反り部は、正確に移動している直線状のストリップ16’(破線で示される)に重ねられたストリップ16で示される。ストリップ16は、コンベヤの中心線の数ミリメートル側方に移動される可能性があり、この結果、ストリップの中心線は、ピンコンベヤ14の中心線と一致しない。さらに、ストリップ16の位置もまた、まず、ピンコンベヤ14の中心線から離れるようにシフトされて、さらに、ストリップが長軸13に沿って移動するのにしたがって、中心線に戻ることも珍しくない。インライン検査システムは、これらの望ましくないオフセットを受けるように機能する。] 図8
[0038] インライン検査システムがストリップ16のいかなるシフトをも検知することができる1つの方法が、図7に示される。少なくとも1つの視覚検査システム52(以下では、「視覚検査センサ」及び「視覚検査カメラ」と同義である)は、水平支持体26に対して主軸に沿って延びたビーム(梁)53から懸吊されている。インライン検査システムは、ストリップ16の測定された側方の望ましくない動きに基づいて、ガントリ22、24とレーザヘッド30との両方の割り当てられた動きを計算して調節するために、接続された制御部(図示されない)を使用する。インライン検査システムは、反ったストリップ60の中心線と、(正確に移動しているストリップの中心線と一致する)レーザ切断システム62の中心線との間の寸法の差を測定する。そして、この寸法の差が、システムの制御部に送信されて、レーザヘッド30の各々の切断ルーチンは、寸法の差の大きさにかかわらず、同一の完成したブランクを形成するために、調整される。] 図7
[0039] 本質的に、センサ52は、ストリップ16の反りの量を決定し、また、レーザ切断装置10は、ガントリ及びレーザの動きの特性のリアルタイムの連続的な調節を行う。これら調節は、計算され、制御部に伝達されて、反りの変化量を補正するために、これらの動きにリアルタイムの変更を行うように指示する。レーザポジショニングシステムは、ストリップ16の反りの不揃いを補正する。ここでは、インライン検査システムが調節をし始める反りの範囲に制限はないが、少なくとも0ないし50mmの反りに対して、レーザ切断装置が切断の調節を行うことが可能であることが予期される。]
[0040] 図8は、ストリップの反りの一例を示しており、この反りは、図示目的のために誇張されている。ストリップ16は、このストリップの上の、最も好ましくは切り抜かれる位置にマークされた好ましい位置に、レジストレーションマーク54を有する。各例において、視覚検査センサ52が、レジストレーションマーク54を読み取り、センサの下を通過するストリップ16のそのセクションの上からの写真を撮るように、センサ52を駆動させる。測定は、その写真から計算されて、計算結果は、特に、デルタ、つまりレーザブランキング装置の中心線58と反りストリップ16’の中心線58との間の所定の距離56(0ないし50mm、又はそれ以上の範囲)である。図示されるアルゴリズムは、速い写真を評価し、また、測定された距離の差は、制御部に伝達される。この制御部は、切断パスを調節するために、これらの測定を利用する。] 図8
[0041] レーザ切断装置10のさらなるの特徴は、コイルマッピングシステムである。コイルマッピングシステムは、予め入力された欠陥座標に基づいて、材料のコイル(巻き材)の欠陥を探知する。しばしば、エンドユーザは、コイル供給業者からの値引きと引き換えに、コイルが欠陥を有していることを知りながらコイルを受領する。欠陥を含むストリップ16の部分は、使用されることができない。コイルマッピングシステムは、ストリップの欠陥領域がレーザブランキングシステム10によっていつ処理されるか、生産ラインが決定することを可能にする。コイルマッピングシステムは、補助エンドスタッカ(図示されない)が、これらの欠陥座標において、材料から生産される部品を分離して退ける(受け入れない)ことができるように、ストリップ16の欠陥領域を探知する。コイルマッピングシステムの一態様は、プロセスの終わりのところで、部品の視覚検査に関連するコストを節約する。また、コイルマッピングシステムの他の態様は、既存のブランキング生産ラインを利用する多くのエンドユーザによって退けられるであろう欠陥を有するコイルが処理され使用されることを可能にする。]
[0042] 中央制御部は、形成された周囲に、ダウンロードされた特定のコンピュータエイデッドデザインデータに基づいて各々の動作を同期させるように、ガントリ22、24、レーザヘッド30、ベルトコンベヤ14及びピンチローラ46と通信する。制御部、又は制御部と通信するプログラムは、複数のレーザ30の周囲切断及びレーザビームパスの要求する分布を最適化する動作パラメータを生成する。また、レーザブランキングシステム10は、前のアプリケーションで切り抜かれたストリップ16の材料から部品を生産するレーザ切断パスを発達させるために、コンピュータエイデッドデザイン情報を使用することも可能である。本質的に、ブランクの間に残っている材料の外側領域は、同じか異なる部品を生産するために利用されることができる。さらなる材料を利用するこの能力は、生産速度を遅らせることなく、切抜き部を最小にする。]
[0043] 複数のレーザヘッド30は、任意の1つのガントリ22、24に支持されることができる。複数のレーザ30を含むガントリに関して、第1のレーザは、第1の周囲の輪郭を切断するために使用され、また、同じガントリに配置された第2のレーザは、第1の周囲の輪郭によらず第2の周囲の輪郭を切断するために、同じストリップのセクション33に使用される。代わって、両レーザヘッドは、ストリップ16のセクション33が対応するガントリ22、24の下を通過するのにしたがって、同じ周囲の輪郭の異なる部分に動作することができる。レーザの動き及びレーザパスは、ストリップの同じセクションの異なる部分34に制限されるが、2つのレーザが片持ち式にされるならば、これらレーザは、同じ断面領域で動作することができる。]
[0044] さらに、制御部は、複数のフォーマットで2次元CADファイルを処理することができ、これは、レーザブランキングプロセスから生産された切抜き材料を最小にするために使用されるストリップの幅を自動的に決定する。多くの状況では、切抜き部は、同等の、従来のシステムによる切抜き部よりもかなり劣り得る。制御部は、切抜き部を最小にしながら、最大数の部品を生産するために、最良の入れ子式配置を決定する。CADデータは、CNCマシンツールコードに移動される。マシンツールコードが提供されることができるいくつかの共通フォーマットがある。そして、制御部は、マシンツールコードを処理し、ラインのレーザ30の各々の間で、マシンツールコードを分ける。いくつかのアルゴリズムが、初期のレーザヘッドの動作の負荷を決定するために使用される。また、CADファイルは、レーザの動作の負荷の各々の切断ルーチンのために生成される。動作の負荷の手動調整が、任意の2次元CADステーションからなされることができる。]
[0045] 本開示は、関連する機械アクチュエータ及び電気制御システムが、コンベヤシステム10のガントリ22、24及びレーザ30の動きを支持するために、さらに利用されることを意図している。レーザブランキング装置10は、遠隔レーザ光学装置、ファイバレーザ、薄ディスクレーザなどのようなさまざまな既知のレーザ、又は、ピンコンベヤ14の速度を維持することができる所定の速度で切断することが可能である他のレーザのうちのいずれでも利用することが可能である。既存のレーザ技術を利用して、コンベヤシステム10は、最小分速40ないし80メートルでストリップを移動させることができることが意図される。]
[0046] 本開示の他の特徴は、溶接ステーション(図示されない)である。ここでは、異なるコイル材から引き出された複数のストリップが、第1のピンチロールアセンブリ42に入る前に、一緒に溶接されるか連結される。現在、いくつかの製造業者は、かつて2つのコイルであったコイル線(巻き線)を生産しているが、コイルは、並んで溶接され、新しいリールに巻き戻される。本生産ラインは、新しいリールに溶接されたコイルを巻き戻す工程をなくすことが可能である。本質的に、図2を参照すると、レーザブランキング装置10は、垂直方向にオフセットされた2つのコイル18、19から引っ張られたストリップ16を処理し、また、溶接ステーション(図示されない)は、これらコイルが入口ピンチロールアセンブリ40に送られる直前に、これらコイルを溶接する。ストリップ16は、厚さ、幅又は大きさが異なることができ、また、レーザは、溶接されたストリップの厚さの変化を受けるように設定されている。2つのコイルから溶接されたストリップの各々は、より大きな幅の新しいストリップを形成するように結合する。] 図2
[0047] 図9並びに図10は、レーザ切断装置10の代わりの実施の形態を示している。代わりの実施の形態は、対向している複数の組のピンチロールの間、又は、ピンチロールアセンブリの後のように、軸線に沿って整列されることが可能な、少なくとも1つの、又は複数のスタンドアロンのサブアセンブリ、つまりセル300を有することができる。各セル300は、支持フレーム310を移動させるピンコンベヤ305を有する。各セル300は、1つ又は両方の平行支持バー315から外側へ延びたガントリ325上に、少なくとも1つのレーザヘッド330を支持する。セル300の実施の形態に対する利点は、レーザ切断装置10が、より長いストリップ、つまりより多くの打抜き部を生産するために、長くされることができるか、切断をほとんど必要としない動作のために短くされることができる。言い換えれば、セルの実施の形態300は、それぞれの動作のパラメータに対して、レーザ切断装置10の長さを調節することが可能である。このような所定のセル300が、図3並びに図4のレーザ切断装置10の第2の端部17に含まれている。このセル300は、第2のロールピンチアセンブリ42の直後に置かれている。] 図10 図3 図4 図9
[0048] 図11は、コイル材のストリップの材料の高速切断のための順送レーザブランキングの代表的な方法100を示している。本開示のこの方法100及び他の方法は、一連の行為又はイベントとして、以下に図示され説明されるが、本開示のさまざまな方法は、このような行為又はイベントの図示される順序により制限されないことが理解されるであろう。これに関して、いくつかの行為又はイベントが、本開示に従ってここに図示され説明されるものとは別に、異なる順序や他の行為又はイベントと同時に行われることができる。本開示に従ってプロセスを実行するために、全ての図示された工程が必要とされるとは限らないことが、さらに注意される。本開示の方法は、さらに、他の装置、例えば、図示も説明もされない既存の装置と同様に図示される生産ライン装置と共に実施されてもよいし、また、全てのこのような代わりの形態は、本発明並びに添付の特許請求の範囲内にあることが意図されている。一例として、図11の方法100は、速く送られているコイル材の材料の順送高速切断のために、図1ないし図4のレーザブランキングシステム10で実行されることができる。] 図1 図11 図4
[0049] 図11のフローチャートを参照すると、本方法100は、工程102で始まる。工程102では、オペレータは、コイル材から入口ピンチロールアセンブリ(例えば、図1の入口ピンチロールアセンブリ40)に、材料のストリップの前縁を通す。コイル材のこのストリップは、入口ピンチロールアセンブリに手動で、又は自動的に送られることができる。同様に、コイル材の溶接されたストリップは、入口ピンチロールアセンブリに送られることができる。工程104に関して、オペレータは、第2のピンチロールアセンブリ(例えば、図1の第2のピンチロールアセンブリ42)にストリップの前縁を引っ張る。次の工程106では、オペレータは、両ピンチロールアセンブリで、対のピンチローラ(例えば、図5並びに図6のピンチローラ420、430)の間にストリップを送ることによって、ストリップにテンションをかける。] 図1 図11 図5 図6
[0050] 上述の工程102、104、106は、総称して、準備段階の、すなわち前処理工程108として参照される。図1ないし図4のレーザブランキング装置10を利用するプロセスを始める前に、オペレータは、生産される部品に特有のコンピュータエイデッドデザイン情報をダウンロードするために、工程110を行う。特定のプロセスに使用されるコイル材の材料が欠陥を有するならば、オペレータは、工程112において、コイル材の欠陥座標を予め入力する。このプログラムは、工程114において、動作パラメータを計算し生成するために、ダウンロードされた情報を利用し、動作パラメータは、ブランクの周囲の切断と、レーザビームパスの要求との両方の分布を最適化する。プログラムは、工程116において、選択された動作パラメータを制御部に連絡する。制御部は、工程118において、移動しているピンコンベヤ(例えば、図1のピンコンベヤ14)の速度と同じにこれらの動きを同期させるために、ピンチローラ(例えば、図5並びに図6のピンチローラ420、430)、ガントリ(例えば、図1ないし図4のガントリ22、24)及びレーザヘッド(例えば、図1ないし図4のレーザヘッド30)にコマンドを送信する。] 図1 図4 図5 図6
[0051] 切断ステージは、総称して、工程120として参照される。ピンコンベヤが一定の速度で連続的に移動しながら、ストリップを切断する全てのステージが行われる。いったんストリップにテンションをかける工程106が行われると、ピンチローラは、工程122において、ストリップ材料を連続的に送るように回転する。少なくとも2つのガントリの(単数又は複数の)第1のレーザは、ストリップの材料を貫通し、工程124に示されるように、ブランクの周囲の部分を切断する。この第1のガントリは、入口ピンチロールアセンブリと第2のピンチロールアセンブリとの間に配置されている。入口ピンチロールアセンブリと第2のピンチロールアセンブリとの間の切断のいかなるステージも、ストリップから完全に分離されたブランクをもたらさない。ストリップが第2のピンチロールアセンブリを通り過ぎた後、最終的なレーザ切断工程126が行われる。最終的なレーザ切断工程126において、第2のガントリ(例えば、図1ないし図4のガントリ24)の(単数又は複数の)レーザヘッドは、ブランクの切断を完了し、ストリップから取り出された、つまり完全に分離されたブランクをもたらす。] 図1 図4
[0052] 方法100の続く次の工程は、総称して、次のレーザ(post-laser)切断工程128として参照される。ストリップから切断されたブランクは、工程130において切抜き部として取り出される。ストリップの残りの部分は、工程132において、補助スタック装置に進められる。しかし、工程112において、オペレータが欠陥座標を予め入力していれば、ストリップが生産ラインに沿って移動するのにしたがって、コイルマッピング工程134が、その座標に対応するストリップのセクションの進行を探知するだろう。材料のセクションを元にして生産された部品が欠陥座標と一致したならば、工程136において、補助装置が、その部品を自動的に廃棄するように、コマンドに応答して駆動される。しかし、材料のセクションを期限として生産された部品が欠陥座標に対応しないならば、生産された部品は、補助スタック装置に進められる(工程136に示される)。]
[0053] 本方法100は、さらに、インライン検査工程138を含むことができる。センサが、ピンコンベヤ14の中心線と、ストリップ16に配置された好ましいレジストレーションマークとの間の距離を測定することによって、ストリップの側方のシフトを測定する。インライン検査工程138は、プログラム制御部にオフセットの測定を送信し、工程114の動作パラメータを再計算する。リアルタイムの調節が、命令する制御部に伝達され、工程118において、反り量の変化を補正するために、ガントリ及びレーザビームの動きを変更させる。]
[0054] 代表的な実施の形態が、好ましい実施の形態を参照して説明された。明らかに、修正並びに変更が、上述の詳細な説明の読み取り及び理解により行われ得るであろう。代表的な実施の形態は、添付の特許請求の範囲又は均等物の範囲内で、考えられ得る限り、全てのこのような修正並びに変更を含むと解釈されることが意図されている。]
权利要求:

請求項1
速く送られているコイル材の材料を切断するためのレーザブランキング装置であって、対向している第1及び第2の端部と、この装置の前記第1の端部と第2の端部との間に、この装置の長軸に沿って延びたコンベヤ支持フレームと、前記第1の端部と第2の端部との間で、前記長軸に沿って循環ループで動くコンベヤと、前記コンベヤの対向面に配置された支持部材によって、前記コンベヤの上に支持され、各々が、前記長軸に沿って少なくとも有限長の部分を移動することが可能であり、前記移動する有限長の部分の各々は、切断ステージと連結されており、各々が、この装置の前記長軸を横切る長軸を有する、少なくとも2つのガントリと、前記少なくとも2つのガントリの各々に懸吊され、コイル材のストリップが動きながら、同時に、各々が、対応する前記ガントリの前記長軸に沿って前後に少なくとも移動することが可能な、少なくとも1つの可動式のレーザヘッドと、を具備し、このレーザブランキング装置は、前記コンベヤに沿って連続的に移動しているコイル材の前記ストリップに、複数のレーザ切断動作を同時に行うことが可能である、レーザブランキング装置。
請求項2
この装置の前記第1の端部に配置され、前記コンベヤ支持フレームに前記ストリップを送るように、結合したコイル材からコイル材の材料のストリップを引っ張る入口ピンチロールアセンブリと、この装置の前記第2の端部に配置され、前記コンベヤ支持フレームに沿って前記ストリップが連続的に移動するのを補助するように、長手方向に前記ストリップを引っ張る第2のピンチロールアセンブリと、前記入口ピンチロールアセンブリ及び第2のピンチロールアセンブリの各々に含まれ、各々が、少なくとも前記ストリップの幅だけ延びた長さ部分を有し、前記ストリップが間を通過するのにしたがって、前記ストリップにテンションをかける1対の対向しているピンチローラと、をさらに具備する請求項1のレーザブランキング装置。
請求項3
前記対のピンチローラの各々は、前記ピンコンベヤの回転運動の速度とほぼ等しい速度で回転する請求項2のレーザブランキング装置。
請求項4
前記可動式のレーザヘッドの各々は、前記ストリップが前記対応するガントリを通過するように移動するのにしたがって、前記ストリップのブランクの周囲部分を切断するレーザを有し、この装置は、前記コンベヤの動きを停止することなく、前記ストリップを切断することが可能である請求項1のレーザブランキング装置。
請求項5
前記可動式のレーザヘッドの各々は、前記ストリップが前記対応するガントリを通過するように移動するのにしたがって、前記ストリップの打抜き部の周囲部分を切断するレーザを有する請求項1のレーザブランキング装置。
請求項6
前記ガントリのうちの第1のガントリは、前記入口ピンチロールアセンブリと第2のピンチロールアセンブリとの間に介在されており、前記第2のピンチロールアセンブリは、前記第1のガントリと第2のガントリとの間に配置されており、前記第2のガントリは、前記ストリップから材料のブランクを分離するレーザヘッドを有する請求項2のレーザブランキング装置。
請求項7
インライン検査システムをさらに具備し、このインライン検査システムは、前記コンベヤの中心線と、前記ストリップの上のレジストレーションマークとの間の距離を測定し、また、このインライン検査システムは、前記ストリップの測定された反りに基づいて、制御部が、前記少なくとも2つのガントリと前記少なくとも1つの可動式のレーザヘッドとの動きを計算して調節する請求項1のレーザブランキング装置。
請求項8
コイルマッピングシステムをさらに具備し、このコイルマッピングシステムは、前記ストリップの欠陥座標に基づいて前記コイルの欠陥を探知し、また、このコイルマッピングシステムは、前記欠陥座標に関連した前記ストリップの部分を退けるように、関連するスタッカを命令する制御部を有する請求項1のレーザブランキング装置。
請求項9
前記入口ピンチロールアセンブリに前記ストリップを送る前に、2つのコイルからのストリップを溶接するための手段をさらに具備し、前記入口ピンチロールアセンブリは、前記2つのコイルから引っ張られたストリップを同時に受けることが可能である請求項2のレーザブランキング装置。
請求項10
前記コンベヤは、前記コイル材の前記ストリップを支持するために、このコンベヤ上に、複数のピンを備えた複数のアームを有する請求項1のレーザブランキング装置。
請求項11
材料のストリップの高速切断のための順送レーザ切断の方法であって、コンベヤの第1の端部に、コイル線から入口ピンチロールアセンブリへと材料のストリップを送ることと、前記コンベヤの前記第1の端部に対向している第2の端部に、少なくとも第2のピンチロールアセンブリへと、前記コンベヤに沿って材料の前記ストリップを送ることと、前記入口ピンチロールアセンブリと前記第2のピンチロールアセンブリとに、1対のピンチローラの間に前記ストリップを送ることによって、前記ストリップにテンションをかけることと、少なくとも2つの可動式のレーザヘッドが前記ストリップからブランク、又は打抜き部の部分を順次切断している間、前記コンベヤに沿って前記ストリップを連続的に移動させることと、を具備する方法。
請求項12
各ガントリのところでレーザ切断動作をさらに具備し、各ガントリは、切断ステージと連結されており、前記レーザヘッドの各々は、前記レーザヘッドの対応するガントリを通過するように移動するのにしたがって、前記ストリップからブランク、又は打抜き部の周囲部分を切断する請求項11の方法。
請求項13
前記第2のピンチロールアセンブリを通過した後、前記ストリップに行われる最終的なレーザ切断動作をさらに具備し、前記最終的なレーザ切断動作は、前記ストリップから前記ブランク、又は打抜き部を完全に分離する請求項12の方法。
請求項14
前記ピンチロール、前記レーザヘッド、ガントリ及び前記コンベヤの全てに対して同期した順序及び動きの特性を計算して命令するために、関連するシステムにコンピュータエイデッドデータをダウンロードする工程をさらに具備する請求項11の方法。
請求項15
前記コンベヤの移動の速度にほぼ等しい速度で前記対のピンチローラの各々を回転させる工程をさらに具備する請求項11の方法。
請求項16
前記コンベヤの移動の速度は、約150フィート/分(約45.72メートル/分)である請求項15の方法。
請求項17
インライン検査工程をさらに具備し、このインライン検査工程は、前記コンベヤの中心線と、前記ストリップの好ましいレジストレーションマークとの間の所定の距離を測定することと、前記ストリップの測定された反りに基づいて前記レーザヘッドの動きを調節することと、を含む請求項11の方法。
請求項18
コイルマッピング工程をさらに具備し、このコイルマッピング工程は、予め入力された欠陥座標に基づいて前記コイル線の欠陥を探知することと、前記欠陥座標と関連した前記ストリップの部分を退けることと、を含む請求項11の方法。
請求項19
前記入口ピンチロールアセンブリよりも前に、2つのコイルからストリップを溶接する工程をさらに具備し、前記入口ピンチロールアセンブリは、前記2つのコイルから引っ張られたストリップを同時に受けることが可能である請求項11の方法。
請求項20
コイル材から材料のストリップの高速切断をするためのレーザブランキング装置であって、長軸を有するコンベヤ支持フレームの第1の端部に配置された入口ピンチロールアセンブリと、前記コンベヤ支持フレームの第2の対向している端部の第2のピンチロールアセンブリと、前記ピンチロールアセンブリの各々に隣接し、協働するように配置され、間を移動する前記コイル材の移動しているストリップを挟持して、テンションをかける、対向している1対のピンチローラと、を具備し、各ピンチローラは、前記コンベヤの移動の速度にほぼ等しい速度で回転し、前記ピンチロールアセンブリの各々の間に介在された支持部材に配置された少なくとも2つのレーザヘッドが、前記材料のストリップからブランクの部分を順次切断をするように、前記長軸を横切る、又は平行な複数の軸に沿って移動している間、前記ピンチローラの各々が、前記コンベヤに沿って前記移動しているストリップを連続的に送るレーザブランキング装置。
請求項21
前記コンベヤの長手方向に延びた軸線に沿って循環ループを形成している可動式の連続的なピンコンベヤをさらに具備し、前記支持部材は、前記ピンコンベヤの上に支持された複数の可動式のガントリを有し、前記ガントリの各々は、前記ストリップが前記コンベヤに沿って動いている間、前記長軸に沿って少なくとも有限の長さだけ移動することが可能であり、前記ガントリは、前記コンベヤの速度の2倍の速度で移動することができ、前記少なくとも2つのレーザヘッドの一方は、前記ガントリの各々に懸吊されており、前記レーザヘッドの各々は、前記長軸を横切る軸線に沿って前記対応するガントリに沿って移動することが可能であり、このレーザブランキング装置は、前記コンベヤに沿って送られる前記コイル材の前記移動しているストリップに複数のレーザ切断動作を行うことが可能である請求項20のレーザブランキング装置。
請求項22
前記ガントリのうちの第1のガントリは、前記入口ピンチロールアセンブリと第2のピンチロールアセンブリとの間に配置されており、前記第2のピンチロールアセンブリは、前記第1のガントリと第2のガントリとの間に配置されており、前記第2のガントリは、前記移動しているストリップからブランク、又は切抜き部を完全に分離するレーザヘッドを有する請求項21のレーザブランキング装置。
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